設立趣旨書

子ども達が心身ともに健やかに成長するためには、学習はもちろん、友達、仲間との活動や遊びなど、充実した時間を過ごすことが必要であり、それは子ども達の毎日の生活に欠くことのできないものであると考えられます。

とりわけ、障害を持った子ども達にとっては、合理的配慮のもと、友達や仲間との学習、活動、遊びなどが出来る場所と機会が十分にあることが、その成長と、日常生活を送るうえでの基本的な動作を学び、あるいは集団で活動することができる力を養う上で必要不可欠なものであるといえます。

また、成年期においても、その人生を有意義なものとする為に、就職はもちろん、充実した余暇活動が求められます。

しかしながら、障害者は、幼児期から訓練施設などの特殊な社会の中で生きることを余儀なくされ、または、健常児の中において活動するにあたっては参加に条件が加わり、成年期においては、まだまだ就職における企業の理解は十分とは言えず、また、地域社会とのつながりも希薄になりがちです。

これらの問題は地域社会・学校・企業への広報活動・啓蒙活動を行い、交流会を開催し、ボランティアを活用することによって一定の解決をみると思われます。

そこで、この法人は地域社会・学校・企業に対して広報活動・啓蒙活動を行い、交流会を開催し、家族同士の相談の場を創り、ボランティアグループを組織・支援することによって、問題解決の主体となり、障害者とその家族が、住み慣れた地域で当たり前に学び・生活し、いきいきと幸せにすごし、穏やかに安心して暮らせるように、また、家族同士が、不安や悩みを相談し、話し合い、子供たちの成長を喜び合い、分かち合えるように、そして、共生社会の実現に寄与することを目的として設立します。

しかし、任意団体や会社では信頼性や公益性が不透明であり、行政・学校との連携、機微情報や個人情報の取り扱いも問題になるので、特定非営利活動法人の設立が望ましいと考えています。

みんなが幸せに、そして、共に生きる社会の実現の為に、皆様のご理解と幅広いご支援をお願いいたします。

定款(目的)

(目 的)

第3条    この法人は、障害者の就学・就職・自立・社会参加に寄与するとともに、障害者に関する施策の研究と普及・社会啓発・権利擁護を行い、社会全体の利益の増進に寄与することを目的とする。


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